デフォルトのスタイル
「insomnia days」のうえださんからのコメントをきっかけにして、ココログのデフォルトのスタイルの特長について調べてみました。焦点は「本文とリンク、サイドバーのフォントサイズ/カラー」です。テキストをメインとするページを作るなら、最低限この部分が「読める/使える/許容できる」必要があるはずです。
一覧の読みかたですが、「スタイル名:スタイルID content.pのフォント指定におけるserif/sans-serif」となってます。
エレガンス:serif
黒地に白色リンク→アンダーラインを消すと本文との区別つかず
本文→行間は許容範囲内だが、サイドバーの行間がつまっていて文字列が重なる。
また本文の文字間が多少広いので読みにくい可能性がある
クリスマス:sans-serif
白地に彩度の高い暖色・暗色リンク→視認性は許容範囲
本文→行間は許容範囲内。ただフォントカラーが淡く、視認性には優れない
システム:serif
白地に彩度の高い暖色系リンク→視認しづらい
本文→行間が空きぎみ。フォントサイズが小さめなので視認性はさほど良くない
タイプパッド風:sans-serif
白地に寒色リンク→慣習的なカラーで視認性は良い
本文→視認性は良い。デフォルトのスタイルの中ではもっとも良いバランスでは。
ボックス:sans-serif
正直読みづらい。
淡色地に彩度の高い暖色リンク→大きいフォントを指定しないとつらい。
本文→地が淡色なのに本文フォントは白色なので、よっぽど大きいフォント・短い記事でないとつらい気がする。
ライン:sans-serif
暗地に彩度の低い暖色リンク→目立ちにくいが区別そのものはつく
本文→行間・フォントサイズ・文字間ともに許容範囲内。静かな印象を与えるページが好みの場合は選択肢に。
ルージュ:sans-serif
ぴんくページ。
うすピンク地に茶色フォント。本文は読みやすいがリンク色のほうが薄いので目立ちにくい。
本文→行間・フォントサイズ・文字間ともに許容範囲内か。
春:sans-serif
デフォルト状態でサイドバーがヘッダにめり込んでるのは仕様ですか???
白地に暗色フォント。本文は読みやすいがリンク色はピンクなので好みが分かれるか。
本文→行間・フォントサイズ・文字間ともに許容範囲内か。
清流:serif
他のスタイルに比べてページ幅が広いので好き嫌いが分かれそう。
カラーは慣習的なものに近いので安全牌とも言える。
無地:sans-serif
ページ幅は上記「清流」に同じ。
なぜかこちらは行間の空きが目立つ。視認性はより悪くなっているかも。
カラーは問題ないが、当然ながら無個性。
@nifty1:sans-serif
おれんじページ。いまどきこのカラーで攻めるユーザーがいたら、かなりアグレッシブな気がします。
オレンジは意外と黒色フォントを強調しないので、視認性はそんなによくありません。
リンク色は彩度の高い暖色系で、リンクをとにかく目立たせたい場合はいいかも。
行間・文字間は普通、許容範囲内か。
@nifty2:sans-serif
「システム」の強調色をオレンジにした感じ。与えるイメージも似たような感じに。
フォント指定が「システム」とは異なっているので、好みに応じて選択できるかも。
ただ半角アルファベットの視認性は「システム」より悪い感じがします。
M▲TRIX:sans-serif
まあマトリックスな感じの配色ですが。
@nifty 1とは対照的に、彩度の高いグリーンの本文が異様に目立ちます。
リンク色の彩度が低いので、とにかく本文記事を目立たせたい場合は良いかも。
いくつかのスタイル(清流など)ではサイドバーのフォントサイズが尋常じゃなく小さくなります。IE6など新しいブラウザを使われている場合は、デフォルトで大きめなサイドバーフォントを用いているスタイル(@nifty1/2とかシステム、M▲TRRIXなど)を選択すると良いかもしれません。逆にIE5.xを考慮に入れる場合、気を抜くと(本文フォントの大きさのため)右サイドバーが下にふっとんでしまいます。あちらをたてればこちらがたたずです。清流や無地などはIE5.x向けのスタイルといえるかもしれません。
「フォントを大きくして、かつ右サイドバーがふっとばないようにしたい!」場合は、やはりある程度自分でいじる必要があるかもしれませんね。現状のところ。
夜中にこんなことを調べているとふらふらになってしまいました。私もやはり「孤独で寂しい人間」でしょうか^^;(まあ自己紹介でも「世界の果てに流された」って言ってるし…)
ぼくもう眠くなっちゃったよ、パトラッシュ…。
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