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たぶん喜ばしいことなんだろう

ココログ内ハマファンの皆さんは歓迎ムード。

佐々木、マ軍退団申し入れ 日本球界へ復帰も(共同通信):Yahoo!ニュース
佐々木 日本復帰なら横浜:Yahoo!ニュース

おぉ! マジかよ?(「追憶の200X年」さん)
佐々木、マ軍退団申し入れ 日本球界へ復帰も(「blog.net」さん)

 フルカワも基本的には、大魔神のハマ復帰が成立したら「話題としても」うれしいトピック。なにせ今年のストーブリーグ、ロクなニュースがありませんでしたから。今回の話を男・佐々木の浪花節ととらえてカムバックを歓迎しても良いくらいに「他に良いニュースがない」ハマの惨状です。

 でも、いまいち腑に落ちない。

 なぜか?というと、「野球選手・佐々木主浩」の商品価値に大魔神は見合うのだろうか、またその商品価値をハマは対価(年俸)として払えるのだろうか、そもそも戦力としての大魔神をどれだけ評価できるのか、という疑問がついてはなれないからなのです。以下、シロウトなりに考えて見ます。

1.大魔神の商品価値
 大魔神は考えうる限り、今のハマにとっては最大級の価値をもつベテランです。実績が申し分ない。日米を通して彼の築いてきた実績は、なんぴとも否定できないものです。去年ケガで半分の貢献しかできなかったという点を含めてさえ、チームの重要な部分を担える人材です。
 だからこそフルカワは逆に思います。「そのような高い商品価値を持つ大魔神が、ハマにのこのこと帰ってくるだろうか?」と。読売を引き合いに出すまでもなく、大魔神を欲する球団は幾らでもあると思います。そこで大魔神があえてハマに戻るだろうか?というのは、彼がプロ選手である限りつねに頭の片隅に渦巻く疑問なのです。そもそも浪花節な人間が、中心選手であるにもかかわらずFAするだろうか、というのは意地悪い見方でしょうか。

2.ハマは対価を支払えるのか
 フルカワの知る限り、ハマは12球団いち「金の使い方の下手な球団」です。単に貧乏球団というならばまあ仕方がない(と大多数の広島ファンがため息混じりにあきらめてるように)、だけどハマは貧乏な上に無駄な投資が多い。ここ10年のドラフト動向・選手補強・スポンサーのメディア活用と、どれもこれも「二流」です。これはハマにやってくるここの選手の評価をフルカワが低く見ているということではありません。あまりにもそのチーム運営に「統一感がなさ過ぎる」。正直、駒田徳弘をFAで獲得して以降のハマのプロデュース能力は無残なものだと思っています。例えば最近よく言われている「バッテリー中心の補強」。ハマは今後も有力な投手・捕手を中心にドラフトを狙っていくらしい。それは歓迎すべきことなんですが、「では今まで獲った投手・捕手の位置づけは?」というのがフルカワの疑問。特に捕手はここ数年、がっちり獲ってきてるわりには結果がついてきていない。ベテラン捕手を獲得しては使い捨てているし、その間に若手が力をつけてきてるか?という点が大きく疑問。今後良くなるのだろうか、という点に関して、シロウトは疑問に感じてしまう。谷繁をああいう形で失ったという点に、ハマの「運営能力の低さ」が如実に表れているような気がするのです。もっとも、フルカワはあんまり谷繁を評価してはいないのですが。
 そしてそこに大魔神復帰。おいおい、年俸いくら払う気?何年間現役させる気?そのあと指導層入りかよ?なーんか、大魔神に「お得感」を感じることができないのです。引退寸前のロートルにご祝儀をつけて悠々自適をさせるつもりなのだろうか、という印象なのです。(なおハマは悠々自適をさせてくれる球団だ、というのがフルカワのイメージです。荒木大輔とか。)

3.戦力としての大魔神
 2.でも書きましたが、現在のハマ戦力に明らかに不足しているのは(捕手をのぞけば)「左の先発投手」だと思います。中継ぎ・抑えに関しては、まあ弱点も多いにせよコマがそろっている。まして去年「横浜・ギャラード」が誕生しました。そしてギャラードは外国人選手であるという特殊性を除けば、その実績に見合うだけのものをハマに提供したと思います。そして今年も、おそらくはそれなりの実績をあげてくれるでしょう…「大魔神が帰ってこなければ」。
 かつてハマを「自分の意思で」出て行った選手、しかも実績は自分と同じくらい(あるいはそれ以上)ある、しかも同じポジション・役割で日本人選手。大魔神復帰が実現した場合のギャラードの気持ちはいかばかりのものでしょうか。球界最高のダブルストッパーなんて、いまのハマには「重過ぎる看板」でしかありません。しかもかみ合わない可能性のある、黄金作りの高価すぎる看板です。
 しかもギャラードは右投げ右打ち。佐々木とかんっぺきにかぶります。しかもギャラードのほうが若いのです(佐々木68年生まれ、ギャラード70年生まれ)。しかも佐々木は故障のすえの退団なのです。ギャラードは去年もそれなりに「ハマで」実績を出し、しかも故障もせず、しかも佐々木より「安い」のです。
 繰り返しますが今のハマ戦力に必要なのは「左投げの先発投手」なのです(壊滅的にいません)。高い金払って佐々木を呼ぶ理由がまったくといっていいほど存在しないのです。確かに話題はメディアスポーツとして重要なのですが…それでも呼ぶの?という感じが。ギャラードの価値を無意味にする危険性をおかし、故障したまま復活しないかもしれない豪腕にかけ、しかも1年で引退の可能性ありというリスクをおかし、ポジション的に急務といえない部分を「高すぎる対価」を支払ってまで三顧の礼で迎えるの??とってもリスキーなお話です。正直、今シーズン復帰の意向を示したという時点で、フルカワには「佐々木はハマをちっとも愛してないなー」と思えてならないのです。少なくとも来年以降にしてくんないと現有戦力とのかねあいが難しい、そこを「家族のため」という、一見美しい話ですがファンにとっては批判しにくい言葉を武器に戻ってくるというのなら、いちファンとしてはあまり好意的に大魔神の意向を評価できないところです。

 この件がどう推移するのかわかりませんが、フルカワなりにアンテナを広げつつ続報をまとうと思っています。正直、客寄せパンダがほしいのなら新庄を獲るべきだったのだし、実績を考えるならなぜ去年小宮山復帰を受け入れなかったのか。迷将?山下大輔の評価はこの一件で決定的なものとなるかもしれません。

 しかもこんな批判的スタンスを取っておきながら、実現のさいにはおそらく歓迎してしまうだろうというほどに、今の横浜は魅力のない球団になってしまっている。そこが悲しい。古木とか村田への期待というのも確かにわかるのだけど、今の横浜は「チーム」ですらないなと…。

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